武装錬金(2)

http://cult.jp/tokiko/
(本家が工事中なのでイイファンサイトを貼ってみる(笑))
 一時周囲を席巻した(と言っていいのかw)蝶野攻爵の巻。その頃まだチェック
してなかったのでようやく初お目見えです。
 いやなんつーか、バカですな。凄くいい意味で。1巻の時から、『今回の和月
伸宏は意図的にギャグを挟んで来てるな』と思っていたんですが、それが本来の
シリアスな展開といいバランスを保ち続けている。パピヨンの回(黒死の蝶)なんて
普通にやってたらえらい殺伐とした話なのにどこか可笑しい。でも踏み外しすぎて
はいないという。ちょっと真似の出来ない芸当かと。


 読んでると買おうか買うまいか悩んで結局買わなかった「Mr.FULLSWING」の
ことを思い出す。アレはキャラ立ちがよくて真面目にやってる時はかなり熱くて
いいんですが、シリアスとギャグの配分がちょっと俺好みではなかった。もっとも
ギャグがあるからこそキャラ立ちしているのかもしれないが、まあ俺の中の一線は
越えられなかったと。
 ジャンプはタイミングの合った時しか読まないので連載の現状がどうなってるか
知りませんが、今もこのバランスを保ち続けていることを祈ってます。どうしても
シリアス一辺倒になっちゃう作品多いしね、特にジャンプは。